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聞こえ・補聴器について


聞こえについて

どうして難聴になるの?

 

難聴になる原因は、加齢や病気、音の環境、薬の副作用などさまざま。

また、その原因によって難聴の種類や程度が異なります。

 


「聞こえ」の仕組み

人間の耳は下図のように、外耳、中耳、内耳の3つの部分からなりたっています。 外耳から入った音は鼓膜に達し、中耳のツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨によって内耳に伝えられます。

音の信号は、蝸牛の有毛細胞によって電気信号に変換され、脳に伝えられます。 このように、耳の各器官がそれぞれの役割を果たすことで、音をきちんと聞き取ることができます。 耳のどこに原因があるかで、難聴の種類や程度が異なります。

 

伝音難聴

中耳炎や鼓膜の損傷など、外耳から中耳にかけての障害が原因です。

医学的な治療が可能とされています。

装用閾値測定。まず補聴器をつけていない状態での聞こえを測定します。音がかすかでも聞こえた時に応答ボタンを押して頂きます。結果は△で表示します。この△が下にあるほど、聞きにくいということを表しています。次に補聴器を着けて同様の測定を行います。結果は▲で表示します。表は縦軸が聴力レベル、横軸が周波数です。この表で見ますと、1000Hzでは補聴器なしで60dBの大きさで聞こえていたのが、補聴器ありでは30dBの大きさでも聞こえるよう改善しています。この差30dBをファンクショナルゲインと言い、補聴器の効果を表し

感音難聴

内耳以降の感音器の障害が原因です。

加齢とともに聞こえにくくなるのはこのタイプです。

一般的には医学的な治療による改善は困難とされています。

装用閾値測定。まず補聴器をつけていない状態での聞こえを測定します。音がかすかでも聞こえた時に応答ボタンを押して頂きます。結果は△で表示します。この△が下にあるほど、聞きにくいということを表しています。次に補聴器を着けて同様の測定を行います。結果は▲で表示します。表は縦軸が聴力レベル、横軸が周波数です。この表で見ますと、1000Hzでは補聴器なしで60dBの大きさで聞こえていたのが、補聴器ありでは30dBの大きさでも聞こえるよう改善しています。この差30dBをファンクショナルゲインと言い、補聴器の効果を表し

混合性難聴

伝音難聴と感音難聴の両方の症状がみられます。

装用閾値測定。まず補聴器をつけていない状態での聞こえを測定します。音がかすかでも聞こえた時に応答ボタンを押して頂きます。結果は△で表示します。この△が下にあるほど、聞きにくいということを表しています。次に補聴器を着けて同様の測定を行います。結果は▲で表示します。表は縦軸が聴力レベル、横軸が周波数です。この表で見ますと、1000Hzでは補聴器なしで60dBの大きさで聞こえていたのが、補聴器ありでは30dBの大きさでも聞こえるよう改善しています。この差30dBをファンクショナルゲインと言い、補聴器の効果を表し


「きこえない」ということ。

「聞こえない」ということはただ単に、聴力の損失のみではありません。

想像してみてください。

日常生活している上で全く音が聞こえない場所は殆どありません。

例えば外に出れば車の音が聞こえてきます。

町を歩けば、人々の話し声、様々な音楽。

家の中の誰もいない静かな場所でも、時計の音などが聞こえてくるはずです。

また自然の中に行けば、風の音、鳥の声など私たちの周りには音が溢れています。

そうした音が聞こえない世界はどうでしょうか?

 

車の音が聞こえにくくなっている場合は、事故の確率が高まります。

人の話声が聞こえにくい場合は、コミュニケーションが取りづらくなるばかりでなく、「話が通じない」と言う事で人と話すのがおっくうになり、孤立してしまいがちです。

気持ちも沈みがちになってきます。

また、周りの人も「あの人はどうせ聞こえないから」と話しかける事が少なくなってきます。

必要な情報を誤って受け取ってしまうこともあるでしょう。

聞こえは、私たちが考えている以上に日常生活の上で大事な要素を占めているのです。

聞こえにくいと思ったら

聞こえにくいと思ったら耳鼻咽喉科を受診しましょう

 

 

 

医師の診察を受け、場合によっては

補聴器の装用を始める前に治療が必要なこともあります

  • 聞こえるが何を言っているのか分かりにくい。

  • 最近聞き返しが多くなった。

  • 呼ばれても気づかないことがある。

  • テレビの音が大きい。

日本耳鼻咽喉科学会 補聴器相談医にご相談ください。

補聴器相談医とは

補聴器を用いた医療に関わる、日本耳鼻咽喉科学会から委託された医師です。聞こえが不自由に感じるようになった人に対し診断・治療を行い、必要に応じて販売店を紹介します。補聴器購入後も認定補聴器技能者と連携し、経過観察と適切な使い方の指導をします。

※別サイトにジャンプします

補聴器をすすめられたら、早めに装用を

補聴器をすすめられたら、早めに装用を

耳鼻咽喉科医師から補聴器をすすめられたら、早めに装用しましょう。早く使い始めるほど、聞こえの効果が早く得られるでしょう。

休日がもっとアクティブに

旅行やスポーツなどアウトドアの楽しみがもっと広がります。 小鳥のさえずり、小川のせせらぎなど自然の音が聞きとりやすくなります。


ご家庭での会話がよりスムーズに

何度も聞き返すことが少なくなり、周囲の方たちやお孫さんとの会話がよりスムーズになります。 テレビやラジオの音量を上げすぎることなく、ご家族と一緒に楽しめます。

職場のトラブルも減少

後ろから声をかけられても、気づきやすくなります。 会議や電話を受けるときも言葉の聞き取りが楽になります。間き違いや間き返しが少なくなり、トラブルが減らせます。


おでかけのときも安心

銀行や病院で名前を呼ばれたときに、聞きとりやすくなります。 電車やバス等の車内放送が聞きやすくなります。 街中でも、近づいてくる自動車やバイクの音に気づきやすく、事故防止に役立ちます。


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